犬の散歩から帰ってテレビをつけたらガンジーの映画をやっていた。
糸車をまわすことでインドの独立と自由を勝ち取る。
なんて大胆でおろかとも思える程の勇気。
つむぎうたは私にとって生活のうた。
毎日のささいな仕事の中で感じる確かな喜びや
とんでもない空想を少しずつ少しずつつむいでいって歌にする。
それは私に自由を与えてくれる糸車。
私は台所に立ちながら、気高く命を投げ出したガンジーのことも
大好きな犬のことも一緒に思うことが出来る。

夢を見た。私は木で、根っこを引きずりながら街を歩いていた。
何かを探しているのだけど見つからなくて…。
あなたを探していたのだった。
思えば私はあなたの後をパタパタと追いかけながら、
話しかたも笑いかたも真似してるね。
私の ROOTS 。

月の満ちかけが太陽と地球のつくり出す
陰影だと思うと突然宇宙が近くなった気がする。

　月から地球　-　約38万km

　太陽から地球　-　約1億5千万km

限りなく広がる宇宙の中では1つの光だ。

「黒いオルフェ」　ブラジルの子供が踊る姿。
まるで生まれる前から踊り方を知っているようなリズム。
いつかブラジルに行ってみたい。

部屋にはキャンドルが1つ。

ロッキンチェアー。

冬のにおい。

トランジスターラジオ。

グレンミラーの「真珠の首飾り」

ステップ　ステップ　ステップ

世の中には運命の出会いというのがやはりあるようで、
私の父上、母上がまさにそうです。
同じ中学を出た後、
それぞれ別の道を歩いた二人は20代のある日偶然再会します。
それから二人の物語は始まるのだけど、
何と二人は生まれた年も月も日付も同じだったんですって。
だからホロスコープで言うと二人は同じ運命なのです。
そんなお幸せなお二人に贈った歌。